話をたたみ始めている感じがあり、またありすの出番が多すぎて今一つの感があった17巻、その終盤に登場したキャラがこの最終巻で大活躍。見事な最終巻となった。
18巻通してみると、主人公・師匠・夢六・女性落語家たち、それぞれに魅力的であった。
類まれなるストーリーテリングと緻密な取材が実現したリアリティ、お見事。
尾瀬先生、また落語の噺、描いてください。お待ちしております。
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どうらく息子(18) (ビッグコミックス) Kindle版
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる意欲作もついに完結の第18集です。
今回は二ツ目に昇進した主人公・銅ら治が、奮闘する日々の出来事を中心に
銅ら治の兄弟子・錫楽の真打ち昇進。また銅ら治が私淑する夢六師匠が病を乗り越える話などが収録されます。ハイライトは銅ら治が独演会で演ずる「文七元結」。この演目は銅ら治が落語家を目指す動機となった噺なのです。
本巻では落語演目「文七元結」のほか、「片棒」「道灌」など有名な噺が漫画で登場。落語ファンはもちろん、落語を聞いた事がない人にも落語の楽しさが伝わる一冊です。落語監修をつとめるのは今や人気落語家のひとり柳家三三師匠。単行本化に際しての描き足し部分もあり、雑誌で読んでいる方にも、新しい発見のある一冊です。
今回は二ツ目に昇進した主人公・銅ら治が、奮闘する日々の出来事を中心に
銅ら治の兄弟子・錫楽の真打ち昇進。また銅ら治が私淑する夢六師匠が病を乗り越える話などが収録されます。ハイライトは銅ら治が独演会で演ずる「文七元結」。この演目は銅ら治が落語家を目指す動機となった噺なのです。
本巻では落語演目「文七元結」のほか、「片棒」「道灌」など有名な噺が漫画で登場。落語ファンはもちろん、落語を聞いた事がない人にも落語の楽しさが伝わる一冊です。落語監修をつとめるのは今や人気落語家のひとり柳家三三師匠。単行本化に際しての描き足し部分もあり、雑誌で読んでいる方にも、新しい発見のある一冊です。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2017/5/30
- ファイルサイズ58978 KB
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登録情報
- ASIN : B0719SPXKF
- 出版社 : 小学館 (2017/5/30)
- 発売日 : 2017/5/30
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 58978 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : 有効になっていません
- 本の長さ : 227ページ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月14日に日本でレビュー済み
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この物語も最終回となってしまって、大変残念!何年か後の再開を期待したい。
2017年6月23日に日本でレビュー済み
名作だけど、そこそこ重要人物夢六が安定の馬鹿。夢六の出番自体いるのかな。馬鹿。コバエ部長クラス
2017年6月2日に日本でレビュー済み
最近これほど見事に人情を描いて、惹きこまれた漫画はありませんでした。ついに最終巻。
江戸落語の最高峰とされる「文七元結」をやることが目標であることはストーリーのわりと早い時期に示されていましたが、銅ら治にその時が来ます。人情噺として名高いこのネタは、一方で難解な話としてもしばしば語られますね。お久の気持ちも長兵衛の気持ちも私たちには100%の共感はできない。人からもらった大金で一時は我が身の保身を図ろうとしたような文七と結ばれて、はたして幸せなのか?(談春さんはそこに彼なりの解釈を加えて見事な「文七元結」をやってますが、それとて完全ではない)
「文七元結」の解釈という難題、まだ二つ目という銅ら治の身の上。漫画として大団円を迎えるなんてことは無理なんですが、それでもいい終わり方だと思います。
続編の期待大です。
江戸落語の最高峰とされる「文七元結」をやることが目標であることはストーリーのわりと早い時期に示されていましたが、銅ら治にその時が来ます。人情噺として名高いこのネタは、一方で難解な話としてもしばしば語られますね。お久の気持ちも長兵衛の気持ちも私たちには100%の共感はできない。人からもらった大金で一時は我が身の保身を図ろうとしたような文七と結ばれて、はたして幸せなのか?(談春さんはそこに彼なりの解釈を加えて見事な「文七元結」をやってますが、それとて完全ではない)
「文七元結」の解釈という難題、まだ二つ目という銅ら治の身の上。漫画として大団円を迎えるなんてことは無理なんですが、それでもいい終わり方だと思います。
続編の期待大です。
2017年10月6日に日本でレビュー済み
この漫画は単行本をいつも楽しみにしていたので、これで最終巻とは残念。でもこの最終話での、主人公とどら美の最後の会話のシーンは、この作品を締めくくるにふさわしかったと思う。「文七元結」を、人間の業を語る噺だとしたのは確かにその通りだけど、同時に、落語に人生をかけるという登場人物たち自身が皆号の深い人ばかり。でもその中で、ある時期からちょっとわき役ぽかったヒロイン(と、思う)どら美が、最後に主人公と交わす会話と、その後無言で太鼓をたたくときの表情は、この少女(に見える)が、実は一番業の深い、複雑な内面を持っていたんじゃないかと思わせる(主人公と結婚するあやねの方は、もう半分「噺家」から「女」の顔になっているのでは)。彼女を主人公にした漫画が読みたかったな、と最終巻になってふと思った。これまで18巻、楽しませていただきました
2017年6月16日に日本でレビュー済み
突然打ち切りが決まったので予定通りのあらすじで、バタバタと結末までもって来ました。という印象がぬぐえない。最終巻になって新しいキャラクターが出てくるのもどうかと思うし。
もうちょっとじっくりと終わって欲しかったと思います。
もうちょっとじっくりと終わって欲しかったと思います。
2017年6月22日に日本でレビュー済み
ってくらい唐突な感じで終わったなぁと思ったらやっぱり他にもそう感じた人がいたみたいですね。
まぁ後は主人公が真打ちになるまでか、姉弟子?と恋人が主人公取り合って揉めるかくらいしかネタなさそうでしたが。
まぁ後は主人公が真打ちになるまでか、姉弟子?と恋人が主人公取り合って揉めるかくらいしかネタなさそうでしたが。